クレジットカードの中でもマイルに特化した高還元率の最強カードとは!?
今回は、マイルがたまりやすいおすすめのクレジットカードを紹介させていただこうと思う。「マイル」貯めることができるクレジットカードは、なんと航空会社、座席の区間の指定、座席の種類によって、還元率がなんか5%~7%にまで、はねあがるのだ。
このことを知っていると普段の飛行機の利用もよりお得になるに違いありません、ということで、「マイル」に強い最強のクレジットカードについて説明していこうと思う。
- 還元率が5%を超える!?「マイル」って一体何?
- 「遠距離とビジネスクラス」で還元率は7%超
- クレジットカードでマイルを貯めるには、どこに行くかで考えるのがおすすめ
- 同じアライアンス(航空連合)なら貯めたマイルを使える
- マイル高還元率のおすすめクレジットカード
還元率が5%を超える!?「マイル」って一体何?
基本的な大手のクレジットカード会社であればポイント還元率はだいたい0.5%~1%程度におさまり、さほど高くはない。一般的に高還元と言われているのが、自社のサイトで商品購入時に高額のポイントがつく、楽天カードなどだ。
楽天カードは、楽天市場で決済するときに別にポイントが多く還元される「楽天スーパーポイント」がつく。
しかし、今回紹介するのが今までの高還元率と謳われ来たクレジットカードを凌ぐ特典をもっているマイルに特化したクレジットカードだ。
「マイル」とは、各航空会社が行っているマイレージサービス(マイレージプログラム)で利用することのできるポイント制度であり、たまったマイルを航空券に交換することができる。(1マイル=1.6㎞分の航空券)
マイレージサービスとは基本的に飛行機に搭乗した際にその距離と同じ、もしくはそれ以上の「マイル」を与え、飛行機に乗る回数の多いお客を優遇するための制度でした。今では、航空会社とクレジットカード会社の連携によりクレジットカード決済時にも「マイル」がたまるように、なり簡単に航空券の交換が可能になっている。
「マイル」に交換する大きなメリットは、マイルに交換することでポイントの還元率が大きく跳ね上がり、5%を超えることもあるということだ。
さらに使い方によってマイルがおよそ7%分もたまることもあり、使い方を知っていることは普段の生活をよりお得にすると思います。
「遠距離とビジネスクラス」で還元率は7%超
今回の例でみていくのは、人気のANA(全日空)マイレージクラブのマイルをためることになる場合、その価値はどのようになるのかということです。10月に7日間旅行に行くと考えたときにANAの航空賃金の料金と必要マイル数を比較することで、1マイルの価格を考えていこう。
東京~大阪 1マイル=1.7円
東京~沖縄 1マイル=2円
東京~ソウル 1マイル=2.1円
東京~上海 1マイル=2.7円
東京~シンガポール 1マイル=1.1円
東京~ロサンゼルス 1マイル=6円
東京~ニューヨーク 1マイル=7.2円
東京~パリ 1マイル=6.4円
このように期間内の航空賃金と必要マイル数から、1マイルの価格を算出すると行く地域によってマイルの価格がかなり違っていることがわかると思う。東京~シンガポールではマイルの価格が1.1円と、とても低い数字になっているが、東京~ニューヨーク間だと1マイルの価格は7.2円とおよそ、7倍の違いとなっている。
つまり、一般的なクレジットカードでマイルをためる場合、100円=1マイルであるが、行く地域によってマイルの価値は大幅に変わり、最大で7倍の還元率を記録することになる。
他のクレジットカードのキャンペーンの場合、ポイントの価値は基本的に変わることはないが、マイルというのは使い方次第でその価値が変動するのが大きな魅力である。
LCCと高還元率クレジットカードではどっちがお得?
このように、マイルというのは行先次第で還元率が5%~7%にもなることや、一時期クレジットカード会社がキャンペーンを通してマイルが貯まりやすくするなど、していたためマイルブームというのがあった。
しかし、LCC (格安航空会社)の登場によってマイルの価値を考えさせられることになった。以前は高額であった海外航空券もLCCを使えば2~3万円で購入できるということもあり、クレジットカードでマイルをためるという魅力は薄れていった。
だが、それを受けて以前では往復でしか機能しなかったマイルでのチケット購入が片道だけでもできるようになるなど、マイルの利便性がかなり向上してきた。たしかに、LCC は安いかもしれないが、圧倒的な還元率を誇るクレジットカードでマイルをためる優位性は依然として崩れていない。
最近では、行きをマイルを使って大手航空会社で行き、LCC で帰りの飛行機を乗るというスタイルも増えてきている。
どちらが一概にいいかは言えないというのが現状である。
クレジットカードでマイルを貯めるには、どこに行くかで考えるのがおすすめ
日本にあるメジャーなマイルを思い浮かべると、ANA(全日空)、JAL(日本航空)、ユナイテッド航空、デルタ航空の4社が出てくると思う。
この4社がマイレージサービスを提供しているわけだが、4社ともサービスが少し異なる。今回はそれを詳しくみていこう。
ANAマイレージクラブ
マイルの有効期限:3年
アライアンス:スターアライアンス(28社)
マイルの譲渡:不可
片道航空券の購入:有
利用可能最低マイル数:7500マイル
以降可能ポイント:楽天Edy、Suica、nanaco、Tポイント
メリット:
①国内便が充実している。
②以降可能なポイントが多い
③対応クレジットカードが多い
デメリット:
①人気が高いため、航空券が取りにくい場合がある。
②有効期限がある。
③燃油サーチャージ等の別途費用がかかる
JALマイレージクラブ
マイルの有効期限:3年
アライアンス:ワンワールド(12社)
マイルの譲渡:不可
片道航空券の購入:有
利用可能最低マイル数:7000マイル
以降可能ポイント:Ponta、Suica、WAON
メリット:
①国内便が充実している。
②以降可能なポイントが多い
デメリット:
①人気が高いため、航空券が取りにくい場合がある。
②有効期限がある。
③燃油サーチャージ等の別途費用がかかる
マイレージ・プラス
マイルの有効期限:実質無期限
アライアンス:スターアライアンス(28社)
マイルの譲渡:誰でも可
片道航空券の購入:有
利用可能最低マイル数:6000マイル
以降可能ポイント:なし
メリット:
①無期限でマイルをためることができる。
②譲渡が可能のため、親や恋人にマイルを渡すことができる。
③燃油サーチャージの費用が無料
デメリット:
①ポイントを移行することができない。
スカイマイル・マイレージプログラム
マイルの有効期限:無期限
アライアンス:スカイチーム(19社)
マイルの譲渡:誰でも可
片道航空券の購入:なし
利用可能最低マイル数:15000マイル
以降可能ポイント:なし
メリット:
①マイルを無期限でためることができる。
②ポイントを譲渡可能
③燃油サーチャージが無料
④国内便の半券で500マイルが付与される。
デメリット:
①他のポイントに移行できない。
②片道の航空券がとれない。
同じアライアンス(航空連合)なら貯めたマイルを使える
みなさんはアライアンスという言葉を聞いたことがあるだろうか。アライアンスとは、航空連合のことを指し、同じ連合の中ではマイルを共通して利用できるようになるなど、顧客へのサービスの向上を目的に作られた連合だ。
世界には大きく分けて3つのアライアンスがあり、それぞれ加盟している航空会社が異なるのである。
スターアライアンス(28社):ANA(全日空)、ユナイテッド航空
スカイチーム(19社):デルタ航空
ワンワールド(12社):JAL(日本航空)
クレジットカード決済を通して貯めたマイルをどこに使いたいかを考えるときにこの連合に加盟している航空会社を知ることは重要であろう。
マイル高還元率のおすすめクレジットカード
さて、ここまで「マイル」でポイントを還元していくメリットを十分に説明してきた。これからは具体的にどのクレジットカードを使えば効率的にマイルをためることができるのか紹介していく。
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード
マイル系カードの中でも最強のカードとも言われており、対象の航空会社や旅行会社21社で利用すると3倍のポイントが貯まることになるので、航空会社が発行しているカードを利用するよりもマイルが非常に貯まりやすい。
さらに貯まったポイントは提携航空会社13社のマイルに無期限で交換することができるのでとてもおすすめである。
ちなみに年会費は1万円で通常のポイント還元率は1.5%となっておりお得である。
ANA VISA Suica カード
このカードはANAで使えるマイルが貯まるSuicaが一体型となっているカードである。Suicaのチャージでもマイルが貯まることから、普段の電車などの少額決済でもマイルをためることができるので無駄がない。
MileagePlus セゾンカード
スターアライアンスのユナイテッド航空で使えるマイルの中でも最強の性能を誇る一枚。カードの年会費が1500円とマイレージメンバーズの会費が5000円となっており、二つの登録を済ませると100円=1.5マイルが貯まっていくことになるので、驚異の還元率を記録することになる。
有効期限も実質無期限であることと、マイルが最低で6000マイルから使用できるのが非常にうれしい点だ。
JALカード TOKYU POINT ClubQ
このカードは通常のJALカードと同じようにマイルを貯めることができるが、WAONやPASMOへのチャージの際でもポイントが貯まることになる他、東急ストアや百貨店などの東急系列の店舗では、マイルの保あkにTOKYU ポイントも同時にたまるので、ポイントが面白いように貯まっていきます。
またその貯まったポイントはマイルとも交換可能です。初年度は年会費無料であるのは非常にうれしいと思う。
ANAアメリカン・エキスプレス・カード
このカードの優れている点はANAのマイルを無期限でためることができるため、ANAのマイルを期限以内に使い切ることができないという問題を解消する。さらに、大量にマイルをためることで、ビジネスクラスなどの特典航空券との交換も可能であり、マイルの価値を最大限高めることができる。